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ポトスライムの舟 [ 津村記久子 ]のレビューは!?

40代 男性さん
まじめに努力して大人になっても、物質的にも精神的にも充実した日常を手に入れられない現代日本女性の哀歌。 登場人物の女性たちは、学生時代の友人たちも、職場の先輩女性も、母親も、自分も、更には幼稚園に通う女児までもが、様々な困難と向き合って日々を送っている。しかし女性たちは誰一人として自分の境遇を他人や環境の責任にはしていない。 苦境に耐える彼女たちは「阿修羅像の右の顔」に共感し、「広目天」の表情からは困難に立ち向かう勇気と力強さをもらったのであろうか。 また、本作品は文章の女性らしい美しさが印象的であった。随所に配されている飾り気のない関西弁の口語が、文章の美しさを一層際だたせている。 ともすれば、さらりとした文章で淡々と読了してしまう短編であるが、是非、地図を開いて登場する土地の距離感を掴み、舞台となっている奈良各所の情景や社寺、仏像の情報を得てから読み返してみることをお勧めします。そうすれば、この作品の印象は大きく変わると思います。

30代 女性さん
重すぎず、でも現実の気持ちを付いているように感じました。さすが評判の本です。

年齢不詳さん
複雑な環境を抱えた人物を淡々と描いています。内容的にはヘビーなのですが、客観的視点から書いているので読後はすっきりしました。個人的には併録の「十二月の窓辺」が意外感もあって面白かったです。ボリュームはちょっと物足りないかもしれませんが、さらっと読めてオススメです。

40代 男性さん
芥川賞受賞作なので購入してみました。読みやすいし、今風の話ですが、結末に何か物足りなさを感じました。

年齢不詳さん
他のかたも書いていらっしゃいましたが、なんだ芥川賞ってこの程度なの?というのが正直な感想です。 購入するほどでもなかったなと・・・ 私がこの小説の中でおぉ!となったところは、2008年に実際に開かれた美術展の関係者だったのでそこだけです。 この本どうこうというより芥川賞そのものに?です。

30代 男性さん
身近に感じられ、淡々と読めてしまえる作品でした。

年齢不詳さん
これといった盛り上がりもなく物語の面白さが感じられませんでした。読後一週間で読んだ事を忘れていました。

30代 男性さん
確かに、すっと読めますし、関西に在住した経験のある方であれば 『よく知る地名』が続出しますし【読みやすい】とは思いますが、本当に この程度で芥川賞 が受賞 できるんだぁ〜といった感じ。 津村記久子 さんの著作と芥川賞受賞作 と言うのは おいらにとって、今後、本を選ぶ選択肢からは、はずれそうです。 もともと、おいらが津村記久子 さんの論法と言うか 話の持っていき方に合っていなかったのかもしれませんね。 ポトスライムの舟を読んでみたい方は、おいらのレビューだけではなく ぜひ、他の方のレビューも参考になさって下さい。 おいらは、批判めいたことしか書けなかったですし、良い点をつけられる方も いらっしゃるはずですので。 ちなみに、関連画像では、同時購入した書籍を公開します

70代以上 女性さん
時代に繁栄した内容が送った相手に親しみやすく読んでもらえたようでした。

20代 男性さん
母の介添えで病院にいる、父への贈り物です。