噂のプロコフィエフ ピアノソナタを探していませんか?素敵なものからお洒落なものまで見つけてください。
Home > プロコフィエフ ピアノソナタの悩み克服
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番≪葬送≫ プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番≪戦争ソナタ≫ ラヴェル:夜のガスパール [ イーヴォ・ポゴレリチ ]のレビューは!?
50代 女性さん
ポゴレリチ。彼は名実共に有名であるが一般には特異な(楽譜の解釈が人とは違う)演奏をする人として取沙汰される。 しかしこのCDに関して言えば、そのような心配はあまりない。 ショパンのソナタは彼がショパンコンクールに出場した時から比べ弾きなれた感じがあり安心して聞くことが出来る。「葬送」の重々しさの表現は秀逸。 夜のガスパールは彼を語る上でなくてはならない重要なレパートリーであり、彼の有り余るテクニックと細やかな神経の行き届いたタッチ、世界観を垣間見る事ができる。 戦争ソナタ第6番は彼の大きい手から作り出される男性的な音とダイナミックな構成力が伝わってくる。戦争ソナタは彼の録音の中でも正統派に近い演奏の一つであると感じる。 この録音は彼がとても時間を費やし大切に練り上げたものであり彼のピアニズムそのもののような気がする。